造作材の製造工程

真空貼り

選定

用途や素材に応じて、最適な突板を選び抜きます。
反りや欠けのない高品質材を使用します。

裁断

使用部位に合わせて突板を正確なサイズに裁断。
曲面や複雑な形状にも対応可能です。

接着剤塗布

下地と突板両方に専用接着剤を均一に塗布。
密着力を高めるための重要な準備工程です。

仮貼り

突板をアイロンなどで仮止めし、位置ずれや浮きを防ぐ
下準備を行います。

プレス

真空状態で熱と圧力を加え、突板を複雑な形状にまで
しっかりと密着させます。

検品

曲面や入り組んだ部位までしっかり貼れているか確認し、
欠けや浮きをチェックします。

塗装

最終仕上げとして、お客様のご希望に沿った塗装を行い、
美観と耐久性を高めます。

真空貼りの特徴

真空貼りは、突板を三次元の曲面や複雑な形状の部材に貼るための工法で、専用の真空プレス機を
使用して密着させます。接着剤を塗布した突板をアイロンなどで仮止めし、その後真空状態で
加圧・加熱してしっかりと貼り付けます。主に曲面を含む建具・什器・家具の意匠面に使われ、
柔軟性と密着性が求められます。手作業と機械技術の融合で、難易度の高い加工も可能になります。

お問合せ

まずはお気軽にお問い合わせください。

TEL.084-976-4440

営業時間08:30-17:30(休/土日祝)