真空貼り加工


真空貼り製品

 

真空貼り加工とは平面プレス機では接着できない凹凸のある3次元形状の材料に予めアイロンで突板シート
を仮貼りし上面よりゴムを被せ加熱し下面から空気を抜き真空加圧することで突板と材料を接着する加工方法です。

手作業のみで接着するよりプレス機で加熱、加圧する為、接着効果もより確かなものとなります。

従来、無垢材を削り製作していた凹凸のある3次元形状の家具の部材、額縁、巾木等造作材の製品が色、柄を統一して製作することが可能となります。

また、捻じれや変形が生じにくい下地材を使用することで製品の精度を保ち易く、安価な下地材の表面に突板を貼ることで無垢材を使用するよりも経費を節約することもできます。

弊社の真空プレス機は長さ4m、巾1200ミリまで対応可能ですが高さに関しては上限がございますのでお問い合わせ下さい。


 


スプレーガンによる接着剤塗布

アイロン仮貼り

真空プレス加工

真空貼り製品と検品作業


 

真空貼り製品例

 

真空貼り風紋壁パネル
真空貼り風紋壁パネル
真空貼り風紋システムキッチン

真空貼り風紋システムキッチン
真空貼り風紋システムキッチン

真空貼り「J取っ手」
真空貼り「J取っ手」

真空貼り「風紋」
真空貼り「風紋」

不燃リブパネル
不燃リブパネル

天井廻り縁塗装見本
天井廻り縁塗装見本


2年越しの接着耐久試験


2018/5/16から屋外で耐久試験開始

2020/6/2の状態です。
2年間、屋外に放置した状態で単板の多少のクラックはありますが接着に関しては十分な結果と思われます。